Studienkollegってどんなところ🤔❓ ~高校卒業後ドイツの大学に進学するために必要なステップです!~



── Studienkolleg(シュトゥディエンコレーク)ってなに?


ドイツの大学への進学を考えるとき、日本の高校を卒業しただけではすぐに入学できない、という話を聞いたことがあるかもしれません。


実はこれ、事実です。



ドイツの高等教育制度では、

日本の高校卒業資格は、そのままでは大学入学資格と認められません。


そのため、多くの外国人学生はまず「Studienkolleg(シュトゥディエンコレーク)」と呼ばれる予備課程に通う必要があります。



── Studienkollegとは?




Studienkollegとは、外国人学生がドイツの大学に入るための「準備コース」です。



1年間(2学期)かけて、大学で学ぶために必要な語学力と専門知識を身につけることを目的としています。


授業はすべてドイツ語で行われるため、入学時にはすでにB1〜B2レベルのドイツ語力が必要になります。



【コースの種類】



Studienkollegには、大学での専攻分野に合わせて複数のコースが用意されています。

主なものは以下の通りです。

コース内容の一例対象専攻分野
Tコース数学・物理・化学など工学、自然科学、ITなど
Mコース生物・化学など医学、薬学、生物学など
Wコース経済・数学など経営、経済、社会学など
Gコース歴史・ドイツ語など文学、語学、文化系など
Sコース言語学・教育学など教育、言語学など



進学希望の学部によって、どのコースに進むかが決まります。



卒業とFSP試験


Studienkollegの最終的な目標は「FSP(Feststellungsprüfung)」と呼ばれる修了試験に合格することです。


この試験に合格することで、ようやくドイツ国内の大学への正式な出願資格を得ることができます。


どんな学生が通っている?


Studienkollegには、アジア・中東・中南米など、さまざまな国から来た学生が学んでいます。


将来ドイツの大学で学びドイツで活躍したいと思う志の高い学生たちが集まっています。


授業のスピードも速く、語学力や勉強習慣をしっかり整えてから臨むことが大事です!



以上が、Studienkollegの概要です。

このStudienkollegに通い、FSPの試験に合格するためには、事前にドイツ語の準備が必要です。

最低でもB1に合格していないと入学ができませんし、授業についていくことも難しくなります。

1年後の試験準備に備え、高校生のうちからドイツの大学を目指すための準備をすることが大切です。

高校生の皆さん又は保護者の方で、ドイツの大学についてもっと詳しく知りたいという方は、

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